狭小地

●概要

 「狭小地(きょうしょうち)」の語彙に明確な定義はありませんが、不動産業界では一般的に15~20坪以下の土地のことを「狭小地」と呼ぶことが多く、土地面積が小さく三角地や台形地など不整形地が多く見受けられる為、使用するための用途や目的が制限されることが多々あります。

 

●詳細

 狭小地は、必然的に面積が小さいため、取得するためにかかる予算を抑えることができます。一方で、使用の用途や目的が限定されるため、同じ地域の通常の土地と比べて、坪単価(取引される土地の単価)は比較的に安価といえます。また、変形地である場合さらに坪単価を押し下げる原因となります。

 

 このため、特に土地の単価の高い都心部において、全体の予算を抑えて住宅を取得する手段として、狭小地に建てられる狭小住宅が、近年、増加傾向にあります。

 

 狭小住宅は、延べ床面積を確保するための特徴として、3階建て以上にしたり、地下室を設けることが多いようです。また、ガラスやアクリル板の透明・半透明な間仕切りを使って開放感を演出するなど、狭い面積を有効に活用するため、様々な工夫が施されています。狭小住宅の施主は建築に対して強いこだわりがあることが多く、前述のように狭い面積を活用するための工夫がたくさん施されるため、建築コストは一般住宅に比べて割高になることが多いことを購入希望者は、念頭に置く必要があります。

 

★狭小地のメリット・デメリット

 

(メリット)

・交通の利便性が高いところや、自分の好きな町に住める。

 

・狭小地ということでオリジナティーあふれるデザインの建築物をつくれる。

 

・狭小地に立つ建物は狭いからこそ無駄なものを減らし、シンプルな生活ができる。

 

・取得するためにかかる全体予算を抑えることができる。

 

(デメリット)

・狭小地では、狭い土地に建物を建てるので、3階まで建てたり、地下室などをつくったりすることが多く坪単価が割高になる傾向がある。

 

・資材の搬入が難しかったり、重機なども限定されてくるため、工事事態が難しいことから、建築コストが割高になる傾向がある。

 

・狭小地は一般の流通市場に出回ることが、限りなく少ないため、土地探しに時間が掛かる場合が多い。

 

・一般的に住宅ローンは敷地面積が40㎡を下回る場合には、融資を受けられない(金融機関の利用が困難)ということが多い。

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